2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

仕事の悩み等も吹き飛んでしまいました

桜咲く季節、徐々に花も開いてきました。これから見ごろになる時期が楽しみです。 さて、今日は高森顕徹先生のかつての講演会をビデオで聞かせて頂きました。演題は、『なぜ生きる』について。参加者の一人は、「人生の目的は、大悲の願船に乗って信楽の身に…

アニメ「王舎城の悲劇」

今日は、富山県の親鸞会館、二千畳の大講堂でアニメ「王舎城の悲劇」の解説の御縁に参詣しました。「王舎城の悲劇」は、2600年前、インドで実際に起きた悲劇です。 経典では、観無量寿経に説かれているお話です。それが、アニメーションに描かれています…

未来が分からない、底知れぬ不安

今回は、無明の闇について聞かせていただきました。「無明」も「闇」も暗いこと。暗いとは、分からないことをいいます。では何に暗い心か。「後生」に暗いということです。後生とは死後のこと。だれもが百パーセント行き着く先です。それが暗いから、魂の行…

西へ向かって進め

──今日は春分の日本当に"暑さ寒さも彼岸まで"といわれますが、過ごしやすくなりました。「彼岸」は、仏教の言葉ですが、どんなことでしょう?一般には、お墓参りに行く日と思われているようです。「彼岸」は本来、阿弥陀仏の極楽浄土を言われます。中国の善…

私のことを言われているのですね

今日は、お釈迦さまが古今東西変わらない人間の姿をたとえ話で教えられた「人間の実相」のお話を聞かせて頂きました。話の概要を紹介しましょう。 それは今から幾億年という昔のことである。ぼうぼうと草の生い茂った果てしない広野を、独りトボトボと歩いて…

正信偈の正しい意味を学べる講座

今回は、正信偈の「三不三信誨慇懃」について学びました。正信偈は、「正しい信心の歌」ということで、正しい信心とは何か、歌の形で親鸞聖人が教えてくだされたものです。漢字ばかりで書かれてありますので、お経だと思っておられる方が多いようですが、「…

現在は過去と未来を解く鍵である

今回は、三世因果(さんぜいんが)について聞かせて頂きました。因果の道理は、仏教の根幹の教えです。 蒔かぬ種は生えぬ、蒔いた種は必ず生える。聞かれた方が、このように言っておられました。「私のやった行いは、目に見えない業力(ごうりき)となって私…

親鸞聖人が肉食妻帯をされたのはなぜ?

今回は、親鸞聖人が、なぜ肉食妻帯をされたのか、ということについて、詳しく聞かせていただきました。肉食妻帯(にくじきさいたい)とは、殺生したもの(当時は魚の肉)を食べ、結婚すること。親鸞聖人は、今から約800年前、日本の京都にお生まれになっ…

苦しみ悩みの根元は何か??

苦悩の根元について、聞かせていただきました。参加者の方がしみじみと、感想を語っておられました。「苦しみ悩みの原因は、お金や財産がないからでも、地位や名誉がないからでもない。無明の闇一つが原因であり、それは、平たい言葉で言えば、後生暗い心(…

登場人物は、皆、私のこと

高森顕徹先生から、王舎城の悲劇についてのお話でした。参加された方は、「王舎城の悲劇から登場人物は私の事と思って聞かせていただきました。 どんな結果が出たときでも自分の種まきをみつめていかなければならない、と思いました」と感想を語っておられま…