親鸞聖人が肉食妻帯をされたのはなぜ?

今回は、親鸞聖人が、なぜ肉食妻帯をされたのか、ということについて、詳しく聞かせていただきました。

肉食妻帯(にくじきさいたい)とは、殺生したもの(当時は魚の肉)を食べ、結婚すること。

親鸞聖人は、今から約800年前、日本の京都にお生まれになった方ですが、当時は、僧侶というものは、肉を食べてはならない、結婚してはならない、というのが常識でした。

仏道を求める人が守らねばならない戒律というものが幾つもあり、中でも有名なものが、肉食妻帯してはならない、というものでした。

親鸞聖人は、それを公然と破られ、肉食妻帯をされました。

世間中が、親鸞聖人を批難しました。

「堕落坊主!」「仏教を破壊する悪魔の坊主!」

このような批難を受けることは重々承知の上で、なぜ、親鸞聖人は、肉食妻帯をされたのか?

これは、すべての人が、ありのままの姿で救われるのが真実の仏教であることを身をもって明らかにするためでした。

いったいどういうことか、これを今回、詳しく学ばせて頂きました。

誤解されている「肉食妻帯の理由」。

正しい理由を、皆さんにも知っていただきたいな、と念じます。