京田辺市で因果の道理を聞かせて頂きました
仏教の根幹である因果の道理について聞かせて頂きました。
お釈迦様はすべての人に、後生の一大事を知らせるために、一切経を説かれました。
まず、宇宙の真理である「善因善果、悪因悪果、自因自果」の因果の道理を説き、
廃悪修善の必要性を納得させ、実行を勧められました。
そのうえで、因果の道理は三世を貫くことを明かして、
「過去の因を知らんと欲すれば現在の果を見よ。未来の果を知らんと欲すれば現在の因を見よ」
後生どうなるか知りたければ、現在の自己の姿を凝視せよ、と説示されているのです。
真実の自己とは、いかなるものでしょうか。
殺生一つとっても私たちは、日々限りない悪を積み重ねています。
仏さまの眼からご覧になられたら、まさに罪悪深重なのです。
これらが知らされて初めて、悪因悪果、自因自果の後生の一大事に驚き、その解決を求めるようになります。
しかも一大事の後生の解決は、本師本仏の阿弥陀仏のお力によらなければ絶対にできないことですから、
お釈迦様は仏教の結論として、
「一向専念無量寿仏」(阿弥陀仏一仏に向け、阿弥陀仏のみを信じよ)
と断言されています。
その阿弥陀仏の18願の一念の救いに導かんがための、お釈迦様の教えが一切経、八万四千の法門になったのです。
しかもそれは、お釈迦様の独断ではありません。
阿弥陀仏が、十方衆生を絶対の幸福に救う18願に導かんがために建てられた、19願で誓われた「浄土(弥陀)の方便の善」だと、親鸞聖人は次のように教えられたのです。
「凡そ八万四千の法門は、みなこれ浄土の方便の善なり」
(親鸞聖人・一念多念証文)
参加された方の声を聞いてみましょう。
・因果の道理を聞かせて頂きました。因果の道理を深信し、廃悪修善に向かうようにしなければならない、と知らされました。
・因果の道理のご説法を聞かせて頂きました。以前と今とで、廃悪修善の気持ちがどれほど強くなったか、反省させられました。
良いことをしなければ、良い結果は絶対にやってこない、ということを、しっかり心に留めたいと思います。
・因果の道理についてお聞きしました。自分に起きた運命は、他人のせいだと、他因自果のように思う事がありますが、そうゆう事は絶対無いと教えて頂きました。
他人のせいに思うのは、大宇宙の真理を知らないで、迷っているからである。と知らされました。