親鸞会館で、後生の一大事について教えて頂きました


 仏教に何が教えられているか、ひと言で言えば、後生の一大事とその解決の道である、と言われます。

 後生の一大事とは、どんなことかを知らなければ、仏教は何十年聞いてもわかるものではありません。

 その後生の一大事ということについて、御法話高森顕徹先生から聞かせていただきました。

 参詣された皆さんの声を紹介しましょう。

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・後生の一大事について高森先生からお聞きしました。後生の一大事とはどんなことか?有名なお釈迦様のたとえ話で教えていただいて、細い藤づるにぶらさがった旅人とは私のことであり、その藤づるが切れれば、自らの罪悪によって生み出した深海(地獄)に堕ちて、苦しまねばならない、とお釈迦様が説かれていることを聞かせて頂きました。その地獄が、極楽一定になる道は、阿弥陀仏の救いしかないということをお聞きしました。


・今回の演題、「後生の一大事」について教えて頂きました。政治・経済・道徳など、各々役割分担があるように、仏教の果たさねばならない役割は「後生の一大事」と聞かせて頂きました。「後生の一大事」のあることを知り、その解決の方法を教えたものが仏教です。その仏教そのものを教えられた釈迦の譬えを通して教えて頂きました。足下に迫る「一大事の後生」が気にかからない心、一大事と思わない心こそ一大事であると知らされるばかりでした。


親鸞会の二千畳に参詣して、後生の一大事について聞かせて頂きました。欲は我利我利に動く恐ろしいものであり三毒の煩悩(欲、怒り、愚痴の心)で罪悪を造り、悪因悪果・自因自果で自らの業が生み出す地獄(苦しみの世界)へ堕ちていかねばならないことを、お釈迦様の教えから知りました。後生の一大事の一は最大事と言う意味であり この大変な後生の一大事を現在只今救うと言う事を教えている事こそが仏教の役割分担であると聞かせて頂きました。