富山の親鸞会館で正信偈のお言葉を学びました


 御縁のあった方の感想を一部、紹介させて頂きます。


・今回は、正信偈の「一切善悪凡夫人 聞信如来誓願」の一節をお聞かせ頂きました。

 阿弥陀仏は、大宇宙の諸仏に捨てられた人々を、「我一人助けん」と、すべての人を必ず救う、という無上の誓願を発された。

 しかし自分は自惚れていて捨てられた凡夫とは思っていないから本願に相応しない。

 諸仏に見捨てられたのが私であったと知らされた時が、弥陀の本願に相応した時と聞かせて頂きました。


阿弥陀仏の本願は諸仏に捨てられた末代不善の凡夫を「われ一人助けん」との弘誓願であると聞かせて頂きました。

 親鸞聖人の肉食妻帯は、大変な勇気がなければ出来ないことであることを、教えて頂きました。

 そのようなことをして下されなければ、阿弥陀仏の救いを正しく理解できなかったであろうと、感謝せずにおれませんでした。


阿弥陀仏の願に相応したと言う事は三世の諸仏の悲願に洩れて捨てられた者が私でしたと知らされ時であり、これを聞信と言うと聞かせて頂きました。


・釈迦は阿弥陀仏に救われた人を「我が親友なり」と仰せと聞かせて頂きました。

 私たちも褒められた時には、元気や勇気がわくものです。

 肉食妻帯された親鸞聖人は、戒律を破ったという事で世間中から非難攻撃されました。

 しかし、聖人は、その中をたくましく前進されました。

 それは大宇宙の仏方から誉め讃えられる幸福に救われていたからと、聞かせて頂きました。