京都府八幡市で正信偈のお言葉を学びました

正信偈の 「源信広開一代教」について教えて頂きました。

参加された方の声を紹介しましょう。


・今日は、八幡市でのご縁でした。

「更に親鸞珍しき法をも広めず、
 如来の教法を我も信じ、人にも教え聞かしむるばかりなり」

親鸞聖人の常におっしゃっていたお言葉です。

高森顕徹先生から、今月の富山での御法話においても、このお言葉について詳しく聞かせて頂きましたが、今日も、講演会のビデオの中で「ばかりなり」と言われた親鸞聖人のはかり知れない御心にふれて、正しく教えを聞いていかないといけないな、と思いました。

そのためにも、聞かせていただいた後、皆さんと、聞いた内容について、お互いの理解を確認しあう信心の沙汰を大切にしないといけないと感じました。


正信偈源信僧都について親鸞聖人が教えておられる箇所を聞かせて頂きました。

お母さんの息子・源信僧都への手紙が特に心に残りました。

“後の世を 渡す橋とぞ 思いしに
  世渡る僧と なるぞ悲しき”

「後生の一大事の解決を伝え、後の世を渡す橋となってほしいと思ったが、 そなたは名利に迷い、世渡る僧となってしまったか」
年若い源信僧都をいさめられた、お母さんのお歌です。

朝廷で経典を講釈して、褒められて有頂天となったわが子への、厳しくも慈愛に満ちたお言葉が、後の高僧・源信を目覚めさせた、と聞いて、心に響きました。

『後の世』と『この世』について、どちらに重きを置いているか、自分の心を反省しました。