京都市伏見区で親鸞聖人に学ぶ


 京都市伏見区での講演会でした。

 高森顕徹先生より、親鸞聖人の教えをビデオで聞かせて頂きました。

 人間は、煩悩具足の凡夫であり、煩悩に目鼻をつけて歩かせたようなものである、と教えて頂きました。

 煩悩とは、私たちを煩わせ悩ませるもの、一人に108つあるといわれます。

 これを108の煩悩と仏教で言われます。

 その煩悩で出来上がっている私たち、煩悩は減りもしなければ無くなりもしない、と親鸞聖人は教えておられます。


「凡夫」というは無明・煩悩われらが身にみちみちて、欲もおおく、瞋り腹だち、そねみねたむ心多く間なくして、臨終の一念に至るまで止まらず消えず絶えず。

(一念多念証文)


 煩悩あるがままで、本当の幸せに救い摂られる幸福を、仏教ではハッキリと教えられております。