京都府木津川市で蓮華の五徳について学びました


 今日は、京都府木津川市で、蓮華の五徳について学びました。

 仏事になじみ深いのが、蓮の花。

 仏教では、蓮を大切にします。


 極楽浄土に咲くのは、桜でも菊でもなく、清浄な蓮の花ばかりといわれます。

 極楽と聞けば、きらびやかな、百花繚乱の荘厳を連想する人も多いでしょう。

 ところが、「極楽絵図」には、蓮の花ばかりが描かれ、仏さま方は、みな蓮の台の上におられます。


 そういえば、お仏壇や墓石に描かれているのも蓮の花。有名な『阿弥陀経』には、

「池の中に蓮華あり、大さ車輪の如し」

と浄土の様子が説かれています。仏教で花といえば、蓮のことと言っても過言ではありません。


 蓮がよく登場するのは、蓮の花が、仏教で教えられる「正しい信心」の特徴を表しているからです。

 そのことを、今回、詳しく聞かせて頂きました。