「五濁悪世の有情
選択本願信ずれば
不可称不可説不可思議の
功徳は行者の身にみてり」
の親鸞聖人のお言葉を通じて、教えていただきました。
「無明の闇が破られて、筆舌つくせぬよろこびが、悪に染まった親鸞に、常にからだ一杯あふれている」
親鸞は、弥陀の誓願に救い摂られたことがうれしい。
絶対の幸福に合掌せずにおれない。
今日の一日が尊い。
今の一息はもっとありがたい。
吸う息吐く息が不思議だ。
よろこばぬ心が見えるほど感激だ。
焼けもせず、流されも、盗まれもしない、いつも満ちている無上の幸せを、
「不可称・不可説・不可思議の 功徳は親鸞の、身にみてり」
と、誇り高く詠いあげられている親鸞聖人のお言葉です。