京都市で「真実の自己」を聞かせていただきました

京都市内での御縁でした。

今回は、「真実の自己」をテーマに聞かせていただきました。

仏様は、見聞知のお方と言われます。

・見:見ておるぞ
・聞:聞いておるぞ
・知:知っておるぞ

ということです。

私たちが体でやっていることは、たとえ誰が見ていなくても、仏様は、全部見ておられる、ということです。

私たちが口で言っていることは、たとえ誰が聞いていなくても、仏様は、全部聞いておられる、ということです。

私たちが心で思っていることは、誰もわからなくても、仏様は、全部ご存知だということです。

そんな仏様の眼から見た人間の姿を、お経には、

心常念悪 心は常に悪を念じ
口常言悪 口は常に悪を言い
身常行悪 身は常に悪を行い
曽無一善 かつて一善も無し

と説かれてあります。

すべての人は、悪ばかりを思い、悪ばかりを言い、悪ばかりを行っていると言われているのですが、「本当にその通りだ」と受け入れられる人が果たしてあるでしょうか?

仏教という法の鏡(=本当の私の姿を映して見せる鏡)によらねば、絶対にわからない自己の姿です。

もっともっと聴聞させて頂かなければならないと知らされました。

この連休中、久々に家族で聞法の御縁を頂きました。

大切な家族なればこそ、仏縁を大事に、これからも聞法精進させて頂きたいと思います。